静かな環境で一人だけ大きな物音を立てたり、ため息や咳払いを連発したり、自分では気づかないうちに周囲の迷惑になっている人もいます。
悪気があってやっているわけではないと分かっていても、職場や学校で席が近い人から毎日のように繰り返されるとイライラしてしまいますよね。
はっきり「うるさい」と伝えるべきか、こちらが我慢するしかないのか、迷っている人も多いでしょう。
今回は、動作音が大きかったり落ち着きがなかったりして人をイラつかせてしまう人への対処法について考えてみました。
うるさい人のほとんどが無自覚!?注意されて初めて気付くケースも多い
大きな物音を立てて周囲を困惑させてしまう人の多くは、自分の行動が他人にどう見えているのか認識していないことが原因です。
他人に注意されない限り、自分が発している音が周囲の人よりも大きいか小さいかを気にすることもありません。
周りに配慮できる人は、自然と他の人の迷惑になっていないか考えながら生活しています。
普通はくしゃみの音をできるだけ小さくしようと工夫し、のどの調子が悪ければ水分を摂ったり飴をなめたりして対策するでしょう。
しかし他人に無頓着な人は、集中するほど自分一人の世界になってしまいます。
その結果、知らず知らずのうちに物音が大きくなり、他人にとって不快な音を発してしまうこともあるのです。
フキハラも問題に…周囲への威嚇・アピールの意味も
仕事やプライベートでの不満や悩み、イライラによって物音が大きくなりがちな人も少なくありません。
周囲の人への抗議としてわざと大きな音を立ててコップを置いたり、咳払いやため息が大きくなったりする人もいます。
近年、あからさまな態度で怒りをアピールしながらも言葉で気持ちを伝えようとしない行為が「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」と呼ばれるようになりました。
意識的に大きな物音を立てている人の場合、注意することでさらに攻撃的になる可能性もあります。
オフィスではどう対処するべき?自分を主語にして伝える「アイ・メッセージ」
すぐ隣で断続的に大きな物音を立てられると、全く集中できないという人もいるでしょう。
「やめてほしい」と頼む際は、相手の非を責めるのではなく自分の気持ちを主体とした要望を伝えるようにすると効果的です。
例えば「これから電話を掛けたいので、少し静かにしてもらえますか?」とお願いしてみてください。
直接「うるさい」と指摘せず、なるべく物音を立てないよう意識させることができます。
このような自分を主語にした言い方を「アイ・メッセージ」といいますが、言いにくいことも建設的に伝えられるでしょう。
物音が大きくなりがちな人は、一人暮らしであったり、親や兄弟も同じように生活音が大きいタイプであったりすることも多いです。
幼少期から誰にも指摘されなかったため、周囲に迷惑をかけていると気付けない場合もあります。
注意しても改善しない場合は、席を移動するなど物理的に騒音を回避できるよう上司や管理職に相談してみましょう。