思春期になると斜に構えるような発言や行動が増えてきます。
これは子どもから大人へと成長する過程で誰もが経験することですが、なかには成人を迎えても思春期特有の言動をしてしまう人もいるようです。
今回は、そんな「厨二病」の人の特徴と、そろそろ長すぎる思春期から脱したいと思っている人のためのアドバイスについてお話ししましょう。
思春期が長引いている!?大人の厨二病が増加中
厨二病とは、「自分はスゴい」「人とは違う能力がある」などと自己愛にあふれた言動や、個性を出し過ぎて悪目立ちしてしまっている人を表現する言葉として生まれました。
ひとくくりに「厨二病」といっても、さまざまなタイプがあります。
例えば暴力的なことや不良グループがカッコいいと感じる「DQN型」、変わった趣味やあまり知られていないジャンルにこそ魅力を感じる「サブカル型」、人と関わらず一匹狼でいることが自分らしいと思っている「孤立型」などに分類できるでしょう。
SNSでは、行き過ぎた妄想から特殊能力キャラを演じてしまう「邪鬼眼型」というタイプも挙げられています。
厨二病から卒業するには?個性の一つと捉えよう
厨二病の人にとって、理解者が少ないことが一番の悩みです。
同じ趣味を持つ人はSNSでも簡単に見つけられますが、家族や周囲の人たちからはバカにされたり心配されたりするため、リアルな人間関係では本当の気持ちを隠している人もいます。
厨二病を無理に終わらせることが精神的な成長につながるわけではなく、自分の個性を認める、周囲との違いを受け入れるステップが必要です。
同じ趣味の人達だけで固まるのではなく、さまざまな意見を持つ人や今まで交流がなかったタイプの人たちと付き合ってみると世界が広がります。
厨二病の人は好き嫌いがはっきりしている傾向がありますが、異なる価値観を持つ人と関わることで正解は一つではないと気付けるでしょう。
厨二病経験者は成功する!?才能の開花につながることも
厨二病はもともと「中二病」と表記され、中学校2年生くらい、まさに思春期まっただ中にいる子どものような言動を指します。
心身の成長とともにごく普通の大人になっていく人もいれば、思春期特有の自意識過剰さやこだわりを持ったまま年を重ねる人もいるでしょう。
自分の過去を「黒歴史」と笑い話にできるか、こじれた性格や趣味嗜好を変えられないまま大人になるかは人それぞれです。
とはいえ、厨二病によって本当に特別な才能を手に入れられる可能性も0ではありません。
例えばゲームクリエイターやライトノベル作家、マンガ家の中には厨二病を経験した人も多いとか。
それは妄想で描いた「自分にしかない秘密のチカラ」ではないかもしれませんが、自身に秘められた能力を信じることで将来に活かせる才能を見つける人もいるのです。
厨二病な趣味や妄想は恥ずべきことではなく、一種の個性です。
想像力が豊かなタイプも多いので、学生のみなさんは将来の仕事に活かせないか考えてみてはいかがでしょうか。
大人の場合は厨二病発言がその後の人生に大きな影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、披露するシーンは選ぶようにしてくださいね。