2024年は、辰年です。 十二支の中で、架空の生物が司っているのは辰年だけ。 辰(龍)は大きな変化や、勢いの強いことを示しています。 2024年は社会全体にも昇り龍のごとく、大きな成長や劇的な変革が待ち受けているでしょう。 今回は、2024年がどのような年になるか、干支や占星術から読み解いてみました。

2024年は甲辰の年!成長のためにエネルギーを貯める時期

子・丑・寅…と、1年ずつ12年周期で干支が巡ると思われがちですが、実は干支とは「十干」と「十二支」の組み合わせでできています。 十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10通り、十二支は12通りなので干支(十干十二支)は60通りの組み合わせがあります。 2024年は甲(きのえ)と辰の組み合わせであり、12年前の壬辰(みずのえたつ)とは少し違う意味を持つでしょう。 甲辰の年は、大きな成功や成長の前の準備段階です。 植物で言うなら、芽が出る前に土の中で根を張り、栄養を蓄えている状態になります。 辰年は十二支の中で最も縁起が良いとされていますが、甲辰の年はまだ大きな成果を上げるには早いといったところですね。

冥王星が山羊座から水瓶座へ…テクノロジーの時代に

西洋占星術では、冥王星が地上世界の「死」と「再生」を司っているといいます。 冥王星は10～20年かけてゆっくりと移動し、12の星座を巡ります。 どの星に冥王星が近づくかによって、社会全体にも影響を及ぼすのです。 2024年11月下旬、冥王星は山羊座から水瓶座へ本格的に移行します。 水瓶座はテクノロジーの成長を意味し、ここに冥王星が近づくということはテクノロジーと人間との関わりが深くなるサインです。 2023年にも冥王星は水瓶座に接近しており、その頃人間界ではChatGPTなどといった生成AI技術が盛り上がりを見せました。 2024年後半にはこの流れがますます強くなり、先進的なテクノロジーが次々と創造されるようになります。 これからは、ネットが使える、AIが使えるということだけでなく、人間としてどうやってテクノロジーに向き合っていくかを問われる時代になるでしょう。

東洋・西洋ともに変革を予想!あらゆる変化に備える時

東洋の干支占い、西洋の占星術のどちらで見ても、2024年は大きな変革を予感させる結果となりました。 西洋占星術でいう「風の時代」はますます本格化し、既存の考え方や古い体制、伝統的なルールは淘汰されていくでしょう。 物質的な価値よりも精神的な価値を重視され、社会や人類にとって本当に大切なことはなにか見直されていきます。 ITはもちろん、AIなどの近未来的なテクノロジーがいよいよ現実のものとなる時代です。 数十年間同じことを繰り返してきただけの人は、変化に戸惑うかも。 今から変化のための下準備をしておいて、柔軟に乗り越えていきましょう。


干支では甲辰の年、占星術では水瓶座の時代。 2024年は激動の年となる可能性があります。 大きな変化が見られなくても、水面下では新たな動きが始まっているかもしれません。