社会人になると、これまでに感じたことのなかった孤独感を抱く可能性があります。
同世代の友達、学校の先輩・後輩とは違い、会社では世代・立場が異なる人達が集まっていますよね。
実家を出て一人暮らしを始めた人は、自宅に帰っても孤独を感じてしまうでしょう。
今回は、大人になってから感じる孤独との向き合い方を考えてみました。
本音で話せない!自分とは「違う」人達の中で生きること
学生時代は、同じ年頃の人たちと過ごす時間がほとんどです。
同じテレビドラマ、同じアイドルに興味があり、同じような価値観を持つ友達はすぐに見つかるでしょう。
しかし社会に出ると、好きなもの・興味があること・考え方の多様性はもっと大きく広がっています。
例えば自分だけが若い女性社員で、その他の社員が全て30歳以上も離れた男性社員だったら…
社員の世代・男女構成によっては自分と同じ価値観を持つ人を見つけるのが難しく、しかも本音で語り合うような場面も少ないのです。
会社は仕事をするところなので、基本的に趣味の話をしたり自分の好きなものについて語ったりする時間はそれほど多くありません。
休憩時間や歓送迎会などでプライベートな話をすることはあっても、短い時間の中で分かり合える人は限られています。
仕事上の人間関係で特に問題はないけれど、なんとなく孤独感を感じてしまう人は多いでしょう。
忙しくて遊べない!友達と会える時間が減ってしまう
営業職や接客、サービス業の人は、土日祝日にシフトが入っていることも多いでしょう。
友達や家族と休みが合わず、「せっかくの休日なのに誰にも会えなかった」という人もいます。
仕事が忙しくてプライベートな時間が取れなくなったため、恋人と別れてしまった経験がある人も少なくないはずです。
また、社会人になりたての頃は緊張から疲労感を感じやすくなっています。
休日は寝て過ごしてしまい、自分らしい生活ができなくなることで寂しさや虚しさにつながっているのかもしれません。
自分から動いてみよう!孤独感と上手く付き合うコツ
仕事ばかりでプライベートな時間が楽しめていない人は、孤独感を抱きやすい傾向があります。
趣味の話をしたり、学生時代のように気兼ねなく付き合ったりするのは、直接会わなくてもできることです。
友達に電話やLINEをしてみる、オンライン飲み会を開いてみると昔のように楽しめるかもしれません。
地元を離れて就職した人は、休みの度に帰省して友達と遊ぶのも大変です。
新しい土地で新しい友達を作ったり、ネットでもっと広い人間関係を構築したりしてみてはいかがでしょうか。
どうしても職場内に友達を作らなくてはいけないわけではありませんからね。
一人暮らしの人は、ふと寂しくなる夜があるでしょう。
しかし、一人だからこそできることもあります。
静かに読書や勉強をしたり、趣味を思いっきり楽しんだりすれば、孤独が「自由」に変わるかもしれませんよ。