夜空を照らす「月」は、古くから神秘的なシンボルとして信仰の対象にもなりました。
女性の生理周期は月の満ち欠けにも例えられており、妊娠や出産とも関係が深いと考えられています。
また、「満月には事故が多い」とか「新月に新しいことを始めるべき」とか、さまざまなジンクスがあるでしょう。
今回は、月の満ち欠けと運勢の関係を紐解いてみました。
占星術で読み解く!新月と満月のサイクル
夜空には、2週間おきに新月と満月が登ります。
新月から少しずつ月が満ちていき、満月から少しずつ月が欠けていきます。
占星術では、月が満ちていく時に努力や準備をして、月が欠けていく時に新鮮な気持ちを取り戻していくのが良いとされているでしょう。
月のサイクルに合わせて行動し、精神を整えれば運気の波に逆らわない生き方ができます。
良いことも悪いことも交互に来ると知り、上手に運勢を利用して幸せを手にすることも可能です。
新月にはどんな意味がある?生命の誕生
地球と太陽の間に月がある時、地上から月を見ることができません。
夜の空は暗く、地上は闇に包まれます。
この時の月の状態は「新月」です。
運勢的には新しいことを始めるのに適しているといわれており、オーストリアでは新月の日に刈り取った枝は虫がつかないという迷信もあるとか。
日本でも昔から出産は新月に多いとされており、新しい挑戦を始める時だと信じられています。
新月にするべきことは?デトックスも◎
新月におすすめのアクションは、新しい何かを始めることです。
でもその前に、これまでの流れを一旦クリアにしましょう。
始めたけど途中で飽きてしまったこと、最近なかなか進んでいないことなど、中途半端になっていることがあれば捨てる勇気も必要です。
余計なものを捨て去り、そのあとで初めてのものに挑戦する、目標を立てる、新しく買ったアイテムを使い始めると良いでしょう。
デトックスにも良いので、ヨガやストレッチをして体の中をキレイにするのもおすすめです。
満月とは?良いことも悪いことも結果が出る時
新月から数えて15日目、夜空に浮かぶのが「満月」です。
月が十分に満ち、完全な円になっていますね。
占星術では、満月は物事が完結することを表しています。
仕事や人間関係でも、ある程度のところまで行きついた状態です。
女性の場合は妊娠するか、出産に向けて陣痛が本格化する時かもしれません。
満月の日にやっておくべきことは?見極める時が来ている
満月はこれまでの成果が実を結ぶ時です。
結果が出ていないのならば、自ら評価し、決断する必要があります。
どんな結果になっても、大切なのは次どうするかということです。
新月に向けて、もうスタートの準備をする時期に入っています。
体調面では疲れやすくなり、太りやすくなる時期でもあるので気を付けましょう。
夜空を見上げて新月や満月が見えたら、今の自分の状態を見直してみましょう。
何かを始めてみよう、余計なものは整理しようと思うだけで、運は好転してきますよ。