みなさんは、「幸運」の反対語が何か知っていますか?
ラッキーなことがあったり、幸せになったりするイメージがある「幸運」に対して、運が悪いことを「悪運」だと思っている人は多いでしょう。
しかし実は、幸運の反対は「悪運」ではありません。
今回は、多くの人が勘違いしているかもしれない「悪運」について解説していきましょう。
「悪運が強い」って?良い意味?悪い意味?
「悪運」とは、悪いことをしたのに報いを受けることがなく、むしろ栄えてしまうような運気のことをいいます。
ちなみに「幸運」の反対語は、「不運」が正解です。
不運は運がないこと、つまり幸運に恵まれていないことを指しています。
「悪運が強い」という言葉もありますが、これは悪いことをしてもバチが当たらない強運を持っているという意味です。
同じような表現に「憎まれっ子世に憚る」というものもありますね。
人に憎まれるような厚かましい者や、悪知恵があって図太く生きているような者こそ出世するという意味で使われています。
ただし、悪運は良い意味であるとは言えません。
現代では強運であることを指す言葉として使われることもありますが、正しくは「悪いことをしても不幸に遭わない」という意味です。
ズルをしたのに成果を手にした人に対し、皮肉を言う時などに使うのが正しいでしょう。
単にラッキーだった人に対してはそぐわない表現なので気を付けてくださいね。
悪運が強い人ってどんな人?浮気する人も悪運を持っているかも
偶然悪いことをしてしまった、予期せずズルをしてしまったという人は悪運が強いわけではありません。
悪運が強い人は、自ら悪事を働こうと思って行動しています。
その結果、幸運を盗み取ったと言えるでしょう。
頭の回転が速く、何事にも動じない人は悪運が強い傾向にあります。
大胆不敵な行動でも、バレずに幸運を盗めるのは焦りや罪悪感が顔に出ないからです。
例えば、浮気を繰り返してしまう人は、バレるまでの緊張感が癖になると言います。
浮気相手と会った直後でも、全く悪びれる様子がないのでパートナーに気付かれにくいでしょう。
魅力的な人物も!小悪魔的なキャラクターはモテる
悪運が強い人は、見た目や言動が魅力的なことが多いでしょう。
いわゆるモテるタイプは、嘘がバレたり悪事が露呈したりしても許されてしまいます。
そのため、悪いことをしても報いを受けないのかもしれません。
むしろ悪いことをしている姿が魅力的で、「騙されたい」と思う人がいるのも事実です。
人の心を掴むのが上手な人、口が上手い人は悪運が強いでしょう。
あまり良い意味ではありませんが、悪運を持っていればずる賢く社会を渡り歩くことができますね。
ただし、嘘や悪事はいずれはバレるものです。
自分の悪運を過信しすぎないように注意してくださいね♪