叶えたい願望や、こうなりたいという理想像があるなら、口に出してみましょう。
言葉には「言霊(ことだま)」という力があり、思いを込めて口に出した言葉は本当になるといわれています。
今回は、言霊を使って運勢を良くする方法について調べてみました。
身近なところにも!古来より伝わる言霊の力
結婚式のスピーチでは、「分かれる(別れる)」や「切れる」という言葉を使うのは避けるべきとされています。
離婚するという意味でないとしても、別れを連想させるようなワードは使わないというのが一般常識です。
また、老舗の旅館では部屋番号やロッカー番号に「4」や「9」が使われていないこともあります。
これは「死ぬ」や「苦しむ」という言葉を連想させるため、昔は欠番にするなどして避けてきました。
これらの風習は、使うと気分が悪いというだけでなく、言葉の持つ力を恐れる気持ちから生まれたものなのではないでしょうか。
「アファメーション」でなりたい自分になれる?
古くから信じられてきた言霊は、現代では「アファメーション」という言葉になって世界中に広まっています。
これは「自分を肯定しよう」という意味であり、自分に対して肯定的な言葉を使うことで理想の姿に近付くという考え方です。
例えば、「私はスタイルが良くて美人」と鏡に向かって唱えてから外に出れば、内側から自信があふれてくるでしょう。
自分が美人だと思い込むことで、ファッションやメイクをより楽しむことができます。
おしゃれしたり、自信があったりすると魅力的に見えますよね。
初めは自分で自分を褒めただけだったとしても、結果的に周りの人から「自信に満ちあふれていてステキ」と言われるようになるかもしれません。
これがアファメーションの力です。
ポジティブワードを積極的に!言霊を取り入れるには
自分に自信がないという人は、「私はステキ!」と思い込むのは難しいでしょう。
具体的に自分を褒められない場合は、ポジティブな言葉を使うように意識するだけでも効果的です。
例えば、誰かに助けてもらった時をイメージしてみましょう。
物を拾ってもらったり、失敗して励まされたりした時、つい「すみません」と謝ってしまう人がいますよね。
そういう時は「ありがとう」と言い換えてみてください。
また、他人から褒められた時に「そんなことありませんよ」と謙遜してしまう人も多いでしょう。
しかし、自分を否定する言葉はネガティブな姿に近付けることになります。
褒められた時は素直に喜び、自分を肯定してあげてくださいね。
言霊は、恨み・妬みの言葉、誰かの不幸を願う言葉で使ってはいけません。
昔から「人を呪わば穴二つ」と言いますよね。
自分自身に向けたポジティブな言葉で、運勢を上げていきましょう♪