パートナーや友人から、「どうしてそんなにイライラしているの?」と言われたことはありませんか?
機嫌が悪いと自覚していないのに、周りからは怒っているように見える人もいます。
そういう時は、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのかもしれません。
今回は、隠されたストレスに気付き、イライラを解消するためのポイントについて解説しましょう。
日常を振り返ってみよう!ストレスを自覚することが第一歩
自分では気付かないうちに、複数のストレスを抱えている人がいます。
仕事や家庭など、ストレスの原因が1つであれば自覚しやすいでしょう。
しかし、複数の要素が絡み合っていると分かりづらいこともあります。
例えば、上司との関係が悪くて仕事がやりにくくなったり、仕事で上手くいかないことが続いてパートナーに当たってしまったりすることがあるでしょう。
イライラしているあなたに対して相手が我慢していると、さらに本質が見えにくくなります。
周りの人から「なんか疲れてる?」「イライラしているね」と言われるようになったら、日常で不満やストレスがないか振り返ってみましょう。
女性はホルモンバランスが関係しているかも!「PMS」の可能性
特に仕事や人間関係、金銭面でのトラブルがないのにイライラが続く人は、健康状態が原因かもしれません。
女性の場合、生理周期が体調や精神状態も影響するといわれています。
月経前に不調が現れる場合は、「PMS(月経前症候群)」の可能性があるでしょう。
特に多い症状として、情緒不安定や不眠症、倦怠感や集中力の低下があります。
しっかり睡眠を取っていても、日中に強烈な眠気を感じる人もいます。
働く女性や、家事・育児をしている主婦にとっては「思ったように動けない自分にイライラする」という原因になるでしょう。
しかし、PMSは気の持ちようでなんとかできるものではありません。
症状が重くなると他人や自分を傷つけてしまう人もいるので、早めに婦人科などを受診しましょう。
イライラしたらどうしたら良い?どこでもできる解消法
イライラの原因が分かったら、まずはストレスとなっていることを改善できないか考えてみましょう。
しかし、自分では解決できないこともありますよね。
一時的なストレスであれば深呼吸も効果的です。
深呼吸は腹式呼吸が基本ですが、苦手な人は静かにゆっくり呼吸することを意識すればOKです。
深く呼吸する時間を持つことで、全身の血の巡りも良くなります。
日常的なイライラは、簡単には解消できないかもしれません。
しかし、ストレスの原因を自覚するだけでも心が軽くなることがあります。
いつもイライラしてしまうという人は、一日の中に深呼吸する時間を作ってみてくださいね。