一度は一生の愛を誓い合ったはずの二人ですが、生活を重ねていくにつれて、価値観が合わなかった場合や、気持ちのずれが生じて冷めきってしまった夫婦もいます。
今の人口統計によると、約60万組の結婚を決めた夫婦がいる一方、21万組の夫婦が別れを決めていることが分かっています。
今回は、離婚してしまう夫婦の特徴を見ていきます。
特に多い離婚理由は?
離婚に踏み切った理由が皆さんも一番気になるところではないでしょうか。
話し合いで離婚の話に決着のつかなかった夫婦は、「調停裁判」というものをを行います。
調停裁判では、13個の選択肢の内、1つを離婚の理由として選択するのです。
司法統計上で、離婚の理由で多かった上位を見ていきます。
夫が妻と別れる理由
1位 性格が合わない
2位 その他
3位 精神的なもの
4位 異性との関係
5位 家族、親族との問題
妻が夫と別れる理由
1位 性格が合わない
2位 お金をくれない
3位 精神的なもの
4位 暴力関連
5位 異性関係
男女どちらも1位が「性格の相性」で同じになっていますが、2位以降を見ると男女の差が出てきていますね。
一番の危機は何年目?
若く結婚すると別れる確率が高いと言われることが多いですが、政府統計を見ると、1位が5年未満での離婚、2位が5年から10年未満で離婚する、そして3位が10年以上での離婚です。
ここ最近では、1,2位の数が減っていますが、3位の20年を超える夫婦の離婚が増えている傾向があります。
統計を元に、離婚の可能性を予測すると、5年以内に最高潮に達し、危機は10年未満まで続いて、20年以降にまた高まるという結果が出ています。
離婚を決断する夫婦の特徴は?
・コミュニケーション不足
圧倒的に考えられるのがコミュニケーション不足です。
結婚生活が長いと、阿吽の呼吸で言わなくても伝わっていると勝手に決めつけて、以前よりも口数の少なくなる場合が多くある傾向にあります。
違った環境で育った二人が、生活を共にしていくので、互い相手を思いやり支え合っていくことで、深い絆がいまれるので、コミュニケーションは欠かせません。
・親との関係性が深い
夫婦二人のことに対して、親が度々口を出してくる場面もあり、そこで自分の親の意見ばかりを聞いてしまうこともあるでしょう。
親族同士が仲の良いことは良いことです。
しかし、自分の親族ばかりを立てて優先することは、相手方のご両親や親族のことを思いやっておらず、ないがしろにしてしまっています。
相手との親族関連の問題は、配偶者の意見に耳を傾け、一度話を飲み込むことが大切です。
離婚後、子どもとの生活環境はどうなるのか、経済状況の変化により今後の仕事はどのようにしていくか、離婚後の課題が山積みです。
離婚をすると決めた際には、今後の置かれる状況をよく考えて決めてください。
あなたの未来がい明るくなる選択をしましょう。