ウサギやフクロウ、ブタやカエルなどは縁起の良い動物として有名ですよね。
しかし、そのような動物以外にも縁起が良いとされる動物がいます。
中でも勝負運に強いのが「八咫烏(やたがらす)」です。
今回は、鳥の中で最も優秀な八咫烏についてご紹介していきます。
八咫烏とは?
八咫烏の最大の特徴は足が3本あるところです。
それぞれの足が「天」「地」「人」、または「智」「仁」「勇」を表していると言われています。
咫(あた)は長さを表す字で、1咫=18cm程度だと言われています。
八咫には大きい、長いという意味があるように、普通のカラスよりも大きいカラスです。
八咫烏は、「導きの神」として崇められています。
ちなみに、日本サッカー協会はこの八咫烏をシンボルマークに起用しています。
そのため、八咫烏が祀られている神社には、サッカーの勝利を祈願しに行く方も多いです。
伝説や神話について
八咫烏は、日本神話に出てくる歴史上で有名な動物です。
八咫烏が崇められるようになったのは、神武天皇が天皇としての地位を守るため、奈良県へ行ったことがきっかけです。
神武天皇が奈良県へ行く途中、道に迷った時に八咫烏が現れ、道案内をしてくれました。
そして、無事天皇が勝利したことから、八咫烏は縁起の良い動物と言われるようになりました。
奈良県にあるキトラ塚古墳に八咫烏が描かれていて、開運アップのために訪れる方も多いです。
八咫烏が祀られている神社は?

祀られていない神社でも、八咫烏のお守りを販売している神社は多いです。
近場にあれば、行ってみてはいかがでしょうか。
・熊野本宮大社
熊野本宮大社には「ミサキ神」として八咫烏が祀られています。
ミサキ神には、神の遣いという意味があります。
八咫烏と言えば熊野の神社と言われるほど有名なので、開運アップの効果も絶大です。
・下鴨神社
八咫烏みくじで有名な下鴨神社は、京都の人気スポットです。
おみくじは、八咫烏のモチーフになっているのでそのまま大事に持っておくと開運アップが期待できます。
・新宿熊野神社
勝負運を上げたい時は新宿熊野神社がおすすめです。
八咫烏のお守りが人気で、試合前などに訪れる方もいます。
八咫烏は主に勝負運を上げてくれる動物ですが、他にも良い方向に導いてくれたり金運を上げたりもしてくれます。
進路や転職などで悩んでいる方にもぴったりな開運動物なのではないでしょうか。
八咫烏が祀られている神社は他にもたくさんありますので、ぜひ調べてみてください。