大吉というイメージがある大安ですが、本来は「やってはいけないことがない日」という意味があります。
結婚式を挙げる日に大安を選ぶ方が多いので、そういった印象になったようです。
しかし、結婚式を挙げるなら大安よりも縁起がいい「天赦日」がおすすめなんです。
今回は、その理由や由来についてご紹介していきます!
天赦日とは?
天赦日の読み方は、「てんしゃび」や「てんしゃにち」です。
天赦日に、この世の全ての神様が天に上り、罪を許す日だと言われています。
全ての罪が許され、ありとあらゆる足かせが取り除かれるので、新しいことにチャレンジするのに相応しい日なのです。
季節や干支などから決まる天赦日は、年に5~6回しか存在しません。
天赦日は何をするのが良い?
天赦日に最適なのは、結婚や開業などですが、結婚に関することも天赦日に行うと良いと言われています。
例えば、両家が正式に顔を合わせる「結納」なども天赦日であれば安心ですし、入籍などにもおすすめです。
また、天赦日は指輪の購入にも最適と言われています。
天赦日の他にも吉日がある?
天赦日を結婚に活かすことができれば素晴らしいのですが、年に5~6回しかないため、予定が合わないこともありますよね。
そんな時は、他の吉日を使ってスケジュールを決めていくのがおすすめです。
ここでは、天赦日の他におすすめの吉日をご紹介します。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
天赦日と同じで、新しいことを始めるのに最適な吉日と言われています。
他の吉日と重なると、開運効果が倍増するとも言われており、その日を狙って挙式をする方もたくさんいます。
・天恩日(てんおんにち)
天の恩恵を受けられると言われている吉日で、5日連続で続くのが特徴です。
他の吉日と重なりやすいため、取り入れやすい吉日でもあります。
・母倉日(ぼそうにち)
天が母のように人を愛おしみ、優しく包み込んでくれる日です。
仏滅や赤口と重なっても凶を打ち消してしまうほど強力な吉日と言われています。
・大明日(だいみょうにち)
世界の端から端まで太陽の日が照らしてくれるという意味があります。
年間で150日程あるため、他の吉日と重なっていることが多いです。
スケジュールを決める際は、考えすぎるのも良くないとされています。
1度ピンときた日付は一応押さえておくなどの対応をしてみてください。
天赦日を軸に考えるあまり、日付がなかなか決まらないことはよくあります。
式場の予約も天赦日を狙っている方が多いため、埋まっていることも少なくありません。
そういった場合は、結納や入籍を行うのがおすすめです。
計画的に考えることで、天赦日を効率的に使っていきましょう!