この世の中には、悩みを抱えて生きている方がたくさんいることでしょう。
抱えている悩みは人それぞれ異なるものです。
仕事、勉強、人間関係、子育て、恐怖症などなど・・・
今回は、数あるお悩みの中で「恐怖症」についてご紹介します。
恐怖症とは
よく耳にする「恐怖症」という言葉、皆さんはその意味を知っていますか?
恐怖所とは、精神疾患の診断では「限局恐怖症」といい、特定の対象や状況に対し恐怖を感じるている状態を指します。
10人に1人がかかる精神病と言われていますが、生活の中で恐怖を抱く対象がない限り、何の支障もなく日常生活を送ることができます。
恐怖症には様々な種類があり、大きく分けて、状況、動物、自然環境、身体を負傷することからくる恐怖などで悩んでいる方が多いことでしょう。
今回は、数ある恐怖症の中からいくつかご紹介します。
高所恐怖症
これは恐怖症の中でも、かなり有名なのではないでしょうか?
高所恐怖症とは、高い場所に行った際、そこがどんなに安全な場所でも「落ちてしまうのではないか」という不安に襲われる恐怖症です。
原因は人それぞれですが、物事を考えすぎてしまったり、高い所に対して過去にトラウマがあったりする方もいます。
基本的に高い場所がNGなので、ヘリコプターや飛行機に乗れない方もいます。
高い場所に行った際、冷や汗が出る方や尋常じゃないくらい脈拍が早い方は、もしかしたら、高所恐怖症の疑いがあるかもしれません。
克服したい方は、いきなり無理に高い場所ではなく、体を慣らしながら少しずつ頑張れる程度の高さから挑戦しましょう。
蜘蛛恐怖症
世の中には、「虫が苦手」な方がたくさんいますよね。
しかし、この蜘蛛恐怖症はただ苦手なのではなく、蜘蛛に対して異常なほどの嫌悪感と恐怖を抱いている恐怖症です。
苦手というよりかは恐怖ですね。
過去には、オーストラリアで警察沙汰になる事件が起こりました。
2019年1月1日、平穏な住宅街に男性の「お前なんて死ね!」という怒号と、子ども達の泣き声が響き渡りました。
異常に思った通行人は警察に通報したのですが、事件は意外な真相により解決します。
男性は極度の蜘蛛恐怖症を患っており、怒号を浴びせた相手は蜘蛛だったのです。
他にも、運転中バックミラーにとまっていた蜘蛛が手に飛び移り、事故につながったなど、蜘蛛恐怖症の方はしばしば事故に巻き込まれています。
蜘蛛恐怖症の方はくれぐれも気を付けてください・・・
ストレスからくる恐怖症もあるので、改善したい方はあまり無理をせず自分のペースで治療しましょう。
症状が酷くて悩んでいる方は、病院での受診をおすすめします。