歴史の長い人相学は一種の統計学ですが、知識を持っていると相手の状況を知るための手段となります。
一方で近寄りたくない人を人相学で判断することもでき、これによって心の乱れを減らすこともできます。
今回は人相学で分かる内容や、注目したいポイントについてご紹介します。
眉毛や眉間から分かる人相学で他人の現状を判断しよう

歴史ある人相学ですが、多くの決め事があります。
特に眉毛や眉間の特徴には、相手の性格や状況を判断するための要素が多く隠れています。
眉毛や眉間の特徴を知っておき、相手のことを見分ける参考にしてみましょう。
・眉毛
眉毛は、顔の印象さえも変えてしまう程のインパクトがある部分です。
人相学では、眉毛の質にしても重要な判断材料としています。
太い眉毛は強い意志を持っていますが、太すぎると自己主張が強くなりがちです。
細い眉毛は常に受け身であり、わがままで臆病な一面があります。
硬くて荒く、毛が上下左右に交わってる濃い眉毛は交錯眉や鬼眉と呼ばれ、気性の激しさを表しています。
・眉間
人相学で眉間を印堂と呼び、精神状態や健康に関して表すものとしています。
眉間にシミやあざ、黒ずみがあれば精神的な不満を抱えていると判断し、眉間の広さは度量と比例しています。
眉間が狭ければ気が小さく、神経質で嫉妬深いタイプと判断できます。
・眉間と鼻までの間
鼻と眉間の間の部分を山根と呼び、人相学ではこの部分で判断することもあります。
山根にほくろや窪みがあったり幅がとても狭くなったりしている場合は、要注意の人相学となります。
宿命的に事件に巻き込まれる可能性が高くなります。
また、眉毛の内側で最も眉間に近付いている場所を交友と呼び、交友関係を表しています。
乱れがあると対人関係で問題が発生してしまうでしょう。
・眉毛と目の間
眉と目の間の部分を田宅といい、親との関係や相続などに関した内容が判断できます。
西洋人に比べて日本人は広めですが、一般的な日本人と比べて極端に狭くなっている場合は不満を抱えていたり、腹に何かを持っていたりするため要注意です。
・頬の外側
頬の内側を人相学では命門といい、心の中の美しさや醜さを表す部分です。
ここに傷や赤黒い部分があれば、悪いことを企んでいる可能性が高いでしょう。
人相学でも眉に注目してご紹介しました。
人相学は眉だけでなく人相を総合的に判断するものですが、眉だけでも分かる部分があります。
相手に心を乱されたくない人は、眉に注目してみましょう。