タロット占いは15世紀にイタリアで流行したものが発祥とされ、18世紀には今の形が完成したといいます。
タロットカードはマルセイユ版、ライダー版と呼ばれるものが世界的に有名ですが、最近はオリジナルの絵柄を用いたカードも多数販売されています。
今回は、近年登場したタロットカードのなかから、一風変わったデザインのものをご紹介しましょう。
原始生活がテーマ!?円形のタロットカード
「マザーピース ラウンド タロット デッキ」は、シャーマンについて研究しているというVicki Noble、アーティストKaren Vogelによる円形のタロットカードです。
丸い形には女性性をイメージし、「角がない=良い・悪いがない」ということを示しているとか。
古代遺跡の壁画に描かれているような、人々の原始的な生活がモチーフになっています。
登場する人物は裸であることが多く、独特な雰囲気を醸し出しているでしょう。
シャッフルしやすいかどうかは人それぞれですが、カードを並べるには広いスペースが必要になりそうですね。
繊細でダークな雰囲気…自然の営みを妖精で表現
「サークル・オブ・ライフ タロット」は、 ニューヨークのデザイナーMaria Distefanoが描いた繊細で美しい図柄が特徴のカードです。
こちらも円形のカードとなっており、アート性の高いユニークなイラストに引き込まれます。
描かれているのは、自然界のさまざまな現象や四季の移り変わり、人生のリズムを表すサークル、地球・大気・火・水のエネルギーを表す妖精たちの姿です。
絵柄を見ているだけでも物語を感じるような、メッセージ性の強いカードといえるでしょう。
恋愛運を占いたい!ハート形のラブリーなタロットカード
お菓子の箱みたいなハート形のボックスに、通常サイズより大きめのハート型カードが入っています。
絵柄は柔らかいタッチで描かれた印象的なイラストで、ちょっとレトロな可愛らしさ。
大アルカナ・小アルカナともにカラフルなイラストが用いられており、ウェイト版に寄せていますが独自の絵柄も多いです。
恋愛運を占うのにぴったりの見た目で、インスピレーションも研ぎ澄まされそう。
この形と絵柄は、他ではなかなか見つからないデザインですね。
今回ご紹介したタロットカードは、珍しい形をしていましたね。
他にも、北欧の自然をテーマにしたカード、さまざまな種類の猫が描かれたカードなどもあります。
基本のタロットカードとは読み方が異なる場合もあるため、まずは占い方を説明書などで調べてみましょう。