今、台湾で密かなブームになっている「小鳥占い」をご存知ですか?
中国や台湾ではお寺や神社で算命学などの占いを受けられますが、お寺の地下街では可愛らしい文鳥が占ってくれるというお店があります。
今回は、小鳥占いとはどんな占いなのかご紹介します。
どこにあるの?地下街の占い屋
小鳥占いは台北の観光スポットでもある「龍山寺」のすぐ近くで受けられるので、観光客も足を運びやすいでしょう。
龍山寺の向かいには公園があり、その地下が「龍山寺地下街」として駅に直結したデパ地下のようになっています。
雑貨屋さんやお土産屋さん、マッサージ店など様々なお店が並び、日本語表記の看板やカタコトの日本語で話しかけてくる店員も多いなか、奥の方に進むと大きく「日本語できます鳥占い」と書かれた看板が出ています。
真っ白い文鳥がお出迎え♪他の占いも選べる
お店の中に入ると、日本語で店主が話しかけてきます。
そして目の前には真っ白な文鳥がケージに入れられていました。
このお店では文鳥占いのほか、四柱推命や手相でて占うことができ、現在から半年先までの短期的な占いしかできない小鳥占いと組み合わせることがおすすめのようです。
小鳥占いのみであれば料金は500元で、日本円に換算すると8000~9000円弱になります。(2021年12月現在)
どうやって占うの?システムは?
まず最初に簡単なアンケートに答えます。
名前や生年月日、生まれた時間が必要となりますが、分かる範囲でもOKです。
占ってもらいたい種類、例えば恋愛や仕事などを決めたら小鳥占いが始まります。
2羽の文鳥が入ったケージがテーブルの上に置かれると「鳥に自己紹介して」と店主から言われるので、生年月日と名前を文鳥たちに話しかけてみましょう。
すると、文鳥がケージから出てきます。
ケージの前にはオレンジ色の札のようなものが2つの束に分けられて箱の中に置いてありますが、文鳥たちはその札の中からいくつか選び、その可愛らしいくちばしで箱の中から引き出すのです。
そしてその札を見て、店主が占っていくという仕組みになっています。
占いの結果は…!?神様からのお告げ
文鳥が選んだ札は3枚です。
札を開くと神様や吉兆のシンボルが描かれたイラストがあり、このイラストから運勢を読み解いていきます。
例えば長生きの神様、子宝に恵まれる神様、財運を授ける神様が出ればそれぞれの運が期待できるということになります。
また、戦のイラストに将軍のような人物が描かれていれば助けてくれる仲間に恵まれるなど、タロットのような占い方です。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、とにかく文鳥の可愛い姿が目の前で見られるので、小鳥好きな人にはぜひおすすめですよ♪