女性に大人気の占い。
何か悩み事があった時に、占ってもらいたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、その占いがどこで生まれたのか、どのようにして生まれたかなど、歴史についてわかる方は少ないでしょう。
占いに興味があるなら知っておいた方がいいかも!
これから占いってもらいたい方や何回か見てもらったことがある人にも知ってほしい占いの歴史について解説します。
いつからあるの?占いの歴史について
人間の心情や運勢、未来など直接的には調べることができないことについて判断する方法を占いといいます。
古代から続く方法で、その歴史は古いものです。
星座で運勢を占うことができる占星術は、古代から天文学のような位置づけで使われてきました。
有名な風水も古代から伝わる方法です。
古代ローマや古代ギリシャでは、動物の肝臓の色や骨などをみる「ト占」という占いもされていました。
バビロニア時代に占星術は生まれ、ギリシャ、ローマ時代には基本的な体制があったと言われています。
一番古い占いの使い手は?
誰が一番最初に占いをしたかという確実なデータはありませんでした。
しかし、文献として残っている中での一番古い使い手は、「邪馬台国の卑弥呼」でした。
卑弥呼のことが書かれているものが魏志倭人伝であり、ここに亀甲占いをして国を統治していたということが書かれています。
占いの語源は亀甲占いから来ているとされ、これは亀の甲羅を使ってする方法です。
卑弥呼は、日本最古の占い師であり、亀甲占いをしていたと考えると、もしかして卑弥呼が占いの語源になったのかもしれませんね。
平安時代以降は・・・
平安時代になると、陰陽師が登場し占いを行っていました。
占いが日常化され、祈祷を生活の一部として行うなど、何事も占いで決めていたのかもしれません。
現代はどうなっている?
今も占いはたくさんありますが、電話やオンラインでできる占いなど自由度が増して色々な方法があります。
しかし、形は変われど占術は古代から続くものを使って占っています。
このため、現代になってから、新しく誕生したという占い方法はありません。
いかがでしたでしょうか?
現代では身近になっている占いですが、実ははるか昔古代からあったものです。
そう考えると、昔の人も何かにすがりたい、頼りたいという気持ちがあったことに驚きです。
昔は国の統治などにも使われ、絶大な信頼をおいていたことが分かります。
現代は科学が盛んになり、占いの位置づけが低いものとなってしまいましたが、なにか悩みがある時にはぜひ活用したい方法ですよね。